世界遺産 金峯山寺 蔵王堂
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吉野の桜は下千本、中千本、上千本、奥千本と花期をずらして楽しむことができます。
そして、近鉄吉野の駅からロープウェイ吉野山駅周辺にあるのが下千本。吉野の桜で一番最初に咲き始める場所です。
そんな、下千本と言われるエリアにあるロープウェイ吉野山駅から10分ほど歩くと世界遺産に登録されている金峯山寺があります。この金峯山寺の立派な仁王門の先には国宝蔵王堂があります。蔵王堂は奈良の東大寺に次ぐ大きさの木造建造物で、吉野を巡る際には様々なところから見ることができます。
如意輪寺の多宝塔
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蔵王堂から20分ほど歩いたあたりが中千本。その中でも五郎兵衛茶屋付近が一番の見どころ。レジャーシートを敷いてお花見など最高です。そこから眺められる如意輪寺方面の桜は、山肌に桜のみが植わっているのでピンク一色の世界を楽しめます。
そして、五郎兵衛茶屋から10分ほどで着くのが如意輪寺。如意輪寺の多宝塔付近にはきれいな花々や桜があるきれいな場所です。如意輪寺は蔵王堂などがある場所と小さな谷を挟んで反対側になり、この如意輪寺からの五郎兵衛茶屋方面の眺めは、如意輪寺周辺とは異なり緑の木々の中にある桜を眺めることができます。
上千本から蔵王堂を望む
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中千本から結構急な坂道を登って行くと、道がつづら折りになっている場所があります。そのあたりが上千本。つづら折りの道の先には花矢倉があり、このあたりからは中千本の桜越しに吉野全体を眺めることができ、遠くには蔵王堂も見ることができます。このあたりの道は世界遺産熊野古道の一つ大峯奥駈道になっていて、吉野の散策とともに熊野古道も体験できます。
大峯奥駈道
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そして、花矢倉の少し先にあるのが世界遺産に登録されている吉野水分神社。大和国四所水分社の一つとして古くから信仰されてきた場所です。
さらに大峯奥駈道を進むと、世界遺産に登録されている金峯神社があります。吉野山の総地主の神で、金山彦命を祀っています。
その金峯神社の近くには義経が身を隠したといわれている義経隠れ塔があります。
そして、このあたりに通る大峯奥駈道は吉野から約80kmも先の熊野本宮大社までつながっている修験の道(熊野古道)となっています。
吉野周辺の写真集 |
五郎兵衛茶屋から |
如意輪寺と桜 |
如意輪寺と花 |
金峯山寺仁王門 |
東南院 |
吉野駅 |
上千本 |
吉野水分神社 |
大峯奥駈道 |
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