構成資産
1872年に設立された器械製糸場。和洋技術を混交した工場建築で、木骨レンガ造りの繭倉庫や操糸場などの主要施設が、ほぼ創業当時のまま残されています。
岩の隙間から噴き出す冷風を利用した、国内最大規模の貯蔵能力を有する蚕の卵の貯蔵施設です。これにより、年1回の養蚕が複数回可能となりました。
高山長五郎が確立した「清温育」という蚕の飼育方法を広めた養蚕教育機関高山社があった場所です。住居兼蚕室、長屋門や桑貯蔵庫を見学することができます。
通風を重視した「清涼育」という蚕の飼育法を大成した田島弥平が1863年に建てた住居兼蚕室です。