立山黒部アルペンルートとは3,000m級の北アルプスを横断する山岳観光ルートです。富山県側の立山駅から長野県側の扇沢駅までを立山黒部アルペンルートと呼び、主なスポットとしては弥陀ヶ原、アルペンルートのハイライト・室堂、大観峰、黒部平、黒部ダムがあります。ケーブルカーやトロリーバスなど環境と景観に配慮した6つの乗り物に乗って移動していきます。
雪壁の大迫力 雪の大谷
日本一標高が高い名水スポットや温泉がある室堂
難工事の歴史を学べる 黒部ダム
立山杉が林立する 美女平
立山黒部アルペンルートのはじまり 立山口
多くの人がテレビなどで一度は目にしたことがあると思う立山黒部アルペンルートの春の大イベントが『雪の大谷』ウォーク。最高で高さ20mにも達するという雪の壁はすごいの一言。バスが通るとその雪壁の高さがよくわかります
バスの何倍もの高さの雪壁
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立山黒部アルペンルートのハイライトが室堂。前述の雪の大谷もこの室堂から歩いて見に行くことができます。室堂からは、様々なハイキングが楽しめ、日本一標高が高い名水百選、立山玉殿の湧水や、みくりが池、日本一標高が高い温泉、みくりが池温泉などをめぐることができます。
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立山黒部アルペンルートの長野県に近い場所にあるのがダム湖百選に選ばれている黒部ダム。この黒部ダムの工事は難工事であったことで有名で、『黒部の太陽』など、様々なかたちで映像化されています。扇沢から黒部ダムに向かう途中には、7か月もの苦闘の末に突破した「大破砕帯」を見ることができます。
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立山駅からケーブルカーに乗って室堂行きのバスに乗り換えるターミナル駅の美女平。多くの人が通過するだけの場所ですが、ここは森林浴の森・日本100選にも選ばれた自然豊かな場所。タテヤマスギやブナが生い茂ります。美女平の駅のすぐそばには美女杉と呼ばれる杉があり、そこの立て看板に書かれている詩を3回詠うと願いがかなうという伝説があります。
美女平周辺の杉
美女杉
立山黒部アルペンルートの富山県側の入口にあたる部分が立山口。ここからケーブルカーに乗って室堂方面に向かいます。なお、立山口を通過して称名川をj上流にかなり進むと、日本の滝百選に選ばれている称名滝を見ることができます。
立山口にある熊王の水
立山口の雰囲気
立山口近くの称名川