約400年もの歴史をもつ、高岡。工芸技術や祭礼・年中行事、歴史的建造物が数多く継承されている町です。
名勝 雨晴海岸
国宝 瑞龍寺
日本三大大仏 高岡大仏
高岡御車山祭と町並み
高岡市街と氷見との中間くらいにある雨晴海岸。ここから義経岩方面に目を向けると富山湾越しに雪化粧した立山連峰が見えます。この地は、国指定名勝のほか、日本の渚百選、日本の白砂青松100選に選ばれています。
雨晴海岸
富山県で唯一国宝に選ばれているのが、加賀藩三代藩主前田利常が二代藩主利長の菩提寺として建立した瑞龍寺。山門・仏殿・法堂が国宝に登録されています。瑞龍寺から870mほど離れた一直線上に前田利長のお墓があります。戦国武将の墓の中では一番大きなものになっております。
瑞龍寺
前田利長の墓
高岡の市街地の中にいきなり現れるのが奈良・鎌倉とともに日本三大仏と言われている高岡大仏。また、高岡大仏の近くで市街地のほぼ中心に広大な面積をもつ高岡古城公園があります。昔の姿のそのまま再現された水壕などが評価され、日本100名城に選ばれています。古城公園内は桜の名所としても有名で、日本さくらの名所100選にも選ばれております。
高岡大仏
高岡古城公園
高岡は山町筋の土蔵造りの建物や金屋町の千本格子の町並みなどその街並みも有名ですが、毎年5月1日に行われる高岡御車山祭は、山車が街中を引きまわるので、町並みの良さを一層引き立てます。なお、高岡御車山祭は全国でも5つしかない国指定の重要有形民族文化財・重要無形民俗文化財の両方に登録されている祭事です。
高岡御車山祭
街並み