嵐山エリアにありながら、嵐山のように観光客が多くはないエリアですが、苔寺と言われる世界遺産・西芳寺、日本第一の酒造神と言われる松尾大社、鈴虫寺など、趣のある場所が点在するエリアです。
素晴らしきコケの世界遺産 苔寺(西芳寺)
日本第一の酒造神 松尾大社
すずむしの音色 鈴虫寺
飛鳥時代には聖徳太子の別荘があったと言われる土地にある禅寺、西芳寺。その境内には120種もの苔が覆っていることから苔寺とも言われています。この苔で覆われた素晴らしい庭園は、金閣寺や銀閣寺といった室町時代の庭園の原型と言われていて、国指定の特別名勝に選ばれています。また、西芳寺(苔寺)は、世界文化遺産・古都京都の文化財の構成資産の1つとなっています。西芳寺(苔寺)は、事前の予約がないと入れない場所となっています。
苔寺(西芳寺)の写真集はこちら
阪急嵐山線の松尾大社駅からすぐの場所にあるのが、日本第一の酒造神と言われる松尾大社。701年に松尾山の麓に社殿が設けられた歴史のある神社です。境内にある松風苑と言われる3つの庭園(曲水の庭、上古の庭、蓬莱の庭)は、昭和の名作庭家・重森三玲(しげもり みれい)氏、最晩年の作庭で、見ごたえがあります。
松尾大社の写真集はこちら
秋だけじゃなく四季を通じてすずむしの音色を聞くことのできることから「鈴虫寺」と言われる華厳寺。すずむしの音色とともに説法を聞くことができ、日々を見つめなおすことができます。また、入口には日本唯一と言われるわらじを履いた、「幸福地蔵」と言われるお地蔵様がいらっしゃいます。このお地蔵様の化身と言われる幸福お守りは、特に恋愛に効果があるといわれているそうです。
鈴虫寺(華厳寺)の写真集はこちら