富士宮と言えば、富士宮焼きそばが全国的に有名になりましたが、そもそもこの「富士宮」という名前は、浅間大社の『富士の宮』に由来します。そして、今も富士宮市の中心にあるのが富士山本宮浅間大社。全国の浅間大社の総本社で、世界遺産「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の1つになっています。
境内には湧玉池という富士山の伏流水が湧き出るところがあり、市内を流れる神田川の源流となっています。その澄んだきれいな水は、国の特別天然記念物と平成の名水百選に選ばれています。
御当地料理特選 富士宮焼きそば
 |
富士山本宮浅間大社のすぐ近くにある、お宮横丁と呼ばれる場所には、御当地人気料理特選にも選ばれているB級グルメ、富士宮焼きそばを全国にアピールする富士宮焼きそば学会のアンテナショップがあります。富士宮焼きそばの特徴は、コシのある麺と、肉かす、イワシの削り粉。お宮横丁以外でも市内で食べれるお店があるので、それぞれの店の味を比べるのも面白いかもしれません。
なお、お宮横丁には富士宮焼きそばの他にも、様々なデザートや民芸品などが買えるので、ぜひ立ち寄っていただきたいポイントです。
富士五湖方面から富士宮市街へ向かう途中にある、富士山の麓には、朝霧高原というエリアがあります。このエリアには、富士ミルクランドやまかいの牧場などの牧場のほか、キャンプ場、富士五湖を空から楽しめるパラグライダー場などがあり、アウトドアを満喫できます。富士山の麓でみんなでキャンプしたり、空からの富士山の絶景を眺めたり、牧場のミルクを使ったスイーツなど、様々な楽しみができる場所です。
富士五湖から朝霧高原を超えて、富士宮市街方面に向かうあたりの場所にあるのが日本の滝百選にも選ばれている白糸の滝と音止めの滝。音止めの滝が東側、白糸の滝が西側にあります。白糸の滝は、土層の間からいくつもの滝が流れでるような滝で、ほかの多くの日本の滝とは異なった風景を楽しめると思います。世界遺産「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の1つになっています。
富士宮市街 |

お宮横丁 |

浅間神社本殿 |

湧玉池(特別天然記念物) |
朝霧高原・白糸の滝 |

白糸の滝(日本の滝百選) |

高原牛乳 |

朝霧高原 |

|